『3万人』・・・
この数字を聞いて、皆様は何を想像されますか?
まったく見当つきませんよね。
実はこの『3万人』という数字、日本で自ら命を落としてしまう人の年間総数なのです。
ちょうど先日読んでいた新聞のコラムにそう記されていました。
先進国では日本がトップらしくその数は年々増加の傾向にあり、残念ながら減少の気配はまったく無いようです。近年特に多い原因としては『うつ』的な要素がかなりの割合を占めているようです。いかに心に不安をかかえて暮らしている方が多いかということですね。
元気だけが取り柄の私ですが24時間365日、常に心が晴れ晴れとしているかといえばそうでもなく、うまく事が運ばなかったりするとすぐ滅入ってしまったり、わけもなく不安にかられてしまったりする事があります。こう考えてみると程度の差はあれ、心の病というものは誰にでも起こりうることなんだと思います。
そしてつい最近スタッフの中にも心のバランスを崩し悩んでいた者がいました。
まじめで陽気な彼が最近なんとなく元気がなく、少しずつ遅刻や欠勤が増えはじめ、体も壊しやすくなり、一体どうしたのかと話しを聞いてみるとどうも不眠に悩まされていた様子。自律神経のバランスが大分崩れていたらしく、彼のSOSに早く気付けなかったことを申し訳なく思うと同時にものすごく自分自身に対して歯がゆかったし腹が立ちました。
なぜもう少しコミュニケーションをとらなかったのか。
なぜ話しやすい環境をつくることが出来なかったのか。
人によって悩みの原因も色々あるでしょう。
「精神的に弱い人は本人に強い意志やガッツが足りないからだ」という人がいますが、決してそうではないと思っています。
気の病というものは、誰でも最初はほんのささいな出来事やストレスから始まるのです。
小さい店ながらも大事な大事なスタッフと共に働いているトップの人間として、上司と呼ばれる方々に是非伝えたいことは、部下のほんの小さな変化や出来事をよく見てあげてほしいということです。悩んでいる仲間がいる。その人に対して私達にできることといえば問題をしっかり真正面から見つめ、会社として悩んでいる本人が自分の力でしっかり克服していけるよう見守り一緒に悩み、解決への道を模索することを諦めないということだと思っています。最終的に解決できるのは結局のところ悩んでいる本人次第です。だからこそ本人を取り巻く環境づくりが大切です。次回はそこらへんを私の体験談を交えながらお話できたらと思います。
〜お客様の心からの笑顔がみたいから、今日も魂込めてご奉仕します〜 かんてき親方
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